住居はどうする?
学校の当たりがついたので、今度は住居を探さなければいけません。VISAを取得する際には居住証明書が必要とされているものの、日本にいる状態で下見もせずに賃貸契約を結ぶのはリスクが大きすぎますし、そもそもどういうルートで賃貸物件を探すのがベストなのかも不明。とりあえず、レジデンシャルホテルを2か月程度予約して、その間に現地で賃貸物件を探すのがいいだろうとなりました。
決めた学校はリスボンの中心地にあるため、周囲にホテルは無数にあります。しかも当時はコロナ禍まっただ中でロックダウン状態。リスボンへの観光客は激減していたためホテル代もかなり安かったですし、月極のフィーを提示しているホテルもけっこうありました。ラッキー!
ホテルとの交渉
Booking.comで立地・間取り・条件と3拍子揃ったデザイナーズホテルを発見したので、ホテルにメールを送りました。まずは2か月で契約したいこと。ただ、現地で部屋探しをするため場合によっては早期に退去する可能性があることなどを正直に伝えたところ、退去の数日前までに知らせてくれれば日割りで返金すると言ってもらえてホッと一息。2か月間の予約票と、あとは我々の滞在を保証してくれるポルトガル居住者からの書面があればOKのはず。学校と住む場所が決まったので、あとはポルトガル大使館に年明けの予約を取って、それまでに無犯罪証明書や戸籍の翻訳などを用意すれば十分間に合うなと安心しつつ、ポルトガル大使館に電話してみました。
え!?
しかし!3月末に渡航するので1月の予約を取りたいと電話をしたら、電話口の担当者は大慌て。コロナ禍で許可が出るのが軒並み遅くなっているので、年明けじゃ間に合わないと怒られてしまいました。数日後に枠を開けるから何とかして家族で来るようにとのこと。え!全然書類が間に合っていませんが?と伝えたものの、間に合わないものは後日でもいいからとにかく来なさいの一点張り。
こうなったら仕方ありません。戸籍も無犯罪証明書も仕事関係で用意しないといけない書類も間に合っていませんが、行くしかないでしょう。バタバタと予定を調整して家族で急遽上京することになりました。(続く)
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